中国での生活や仕事では、我々の常識が通用しないことがままある。同様な体験をされた方も多いと思う。異文化の中で仕事をしていれば、我々の常識が通用しない事が発生するのは「常識」だとも言える(笑)
しかし常識が通用しない部下に「そんなの常識だろ」と言っても意味がない。
ただ部下に対する指導を拒否しているだけだ。
以前こんな事例をご紹介した。
「常識の壁を越える」
部下が「常識」だと思っていることを否定しても意味がない。
納得できない指示命令、指導は成果が出ない。
部下が自主的に自分と同じ判断ができるように指導をすることが必要だ。非常識を常識と信じて仕事をしているのは、知識や経験が足りないことが原因だ。文化の違いを議論する必要はない(笑)
教えて、やって見せれば理解できるはずだ。
「そんなの常識だろ」と片付けてしまうのは、部下の指導を放棄している事になる。
このコラムは、2018年11月5日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第741号に掲載したコラムです。
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