先週は友人のコンサル会社オフィスにお邪魔した。
自分たちが中国で工場を設立・操業しており、そのノウハウを提供するコンサル業務をしている。
予定外ではあったが、車で移動しその工場を見せていただいた。板金加工工場で、メタルフレームの組み立てまで取り込んでおられた。
工程を見ただけで、経験のある日本人が指導した工程だとわかった。
聞くところによると顧客の生産技術者の指導を受けたそうだ。顧客の指導で組み立てラインを立ち上げ、応用できるところは板金加工工程にも展開したと言う。
物を流す方向を変えるだけで組立作業が改善できますよ。と指摘したら「あっ!」と即座に理解された。
外部の人間だと何も思い入れがないので一瞬で見えることが、意外にも自分たちで改善を重ねたラインでも毎日見慣れてしまうと気がつかない事があるものだ。
このコラムは、2008年7月7日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第41号に掲載した記事です。
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