従業員のモチベーション


 デズニーランドの学生アルバイトは、高いモチベーションを持っているのでゲストに最高の感動を与える事が出来る。
中国のハンセン病元患者支援団体「家(JIA)」の学生ボランティアは高いモチベーションを持っているので、ハンセン病元患者が最高の笑顔になる。

このように考えており、どうしたら高いモチベーションを彼らは持てるのか?と言う事を考え続けている。この秘密が分かれば、組織の力は激増するはずだ。

最近気がついた事がある。ひょっとしたら逆なのではないか?
ディズニーランドを訪れたゲストが最高の感動をするから、学生アルバイトのモチベーションがあがる。
ハンセン病元患者たちが最高の笑顔を見せるから、「家」学生ボランティアのモチベーションがあがる。

誰が言っていたのか忘れてしまったが、「幸せだから笑顔になるのではない。笑顔でいるから幸せになる」と言う言葉を反芻していて気がついた。

鶏と卵の問題のようではあるが、行動や体験がモチベーションを高めるというのはあり得る話だ。今までと少し違うアプローチが見えて来た様な気がする。


このコラムは、2015年11月23日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第451号に掲載した記事に加筆しました。

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