シニアを癒やす南国の風


 日経新聞の記事によると、定年後海外で第二の人生を送る人が増えているという。2013年の推計では、海外に2週間以上滞在した日本人は115.6万人となっている。2013年は2度日本に帰国しているので、115.6万人の内の2人は私だろう(笑)

滞在先として、マレーシア、タイ、ハワイが人気の上位三位となっている。
残念ながら、中国が老後余生を送りたい国のトップ10に入ることはないだろう。

私もそろそろ高齢者と呼ばれる年齢にさしかかって来た。こういう話題が気にかかる(笑)

若い頃は、定年になったら農業をしながら晴耕雨読の生活をするのが夢だった。
しかし今の仕事が楽しくて、当分はそういう生活をする気はない。一応70歳で引退をする予定であるが、中国に住み続けることはないだろう。やはり日本が良い(笑)

家内と二人でニュージーランドに移住して、朝夕は鱒釣り。家内は渓流の脇で客の来ないコーヒーショップを経営。昼間はそのコヒーショップで読書、と言う妄想を抱いたことがあるが、どうも現実味がない。

朝散歩から帰り、納豆と生卵で朝食をする。そんな日本の生活がやはり良い。
しかし日々仕事をしていると、その様な隠居生活がまだ想像がつかない。私の周りにいる年長者達は、会社経営は次の世代にバトンタッチしているが、まだまだ現役で社会活動をされている方が多い。
多分私もそんな余生を送るだろう。南国の風は年寄りには心地よすぎるだろう。


このコラムは、2015年6月22日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第429号に掲載した記事です。

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