正しい5Sとは
「明日お客様がいらっしゃるから5Sをしっかりするように」「清掃をしっかりすると、職場が明るくなり士気が上がる」こういう考え方は、間違いとはいいませんが、正しい5Sとは言いがたいものがあります。
お客様が5Sが行き届いた工場をご覧になると、注文を増やしていただけるかもしれません。しかし間接的な効果しか期待できません。職場が綺麗になっていると、そこで働く人の気分はよくなるでしょう。しかし職場が綺麗であることは、従業員の士気を上げるための必要条件であっても、十分条件ではありません。
正しい5Sを実践することにより、QCDSEM(品質、コスト、納期、安全、環境、士気)全てが向上します。
逆の表現をすれば、職場のQCDSEMを直接改善・向上させる活動が「正しい5S」なのです。
お客様が5Sが行き届いた工場をご覧になると、注文を増やしていただけるかもしれません。しかし間接的な効果しか期待できません。職場が綺麗になっていると、そこで働く人の気分はよくなるでしょう。しかし職場が綺麗であることは、従業員の士気を上げるための必要条件であっても、十分条件ではありません。
正しい5Sを実践することにより、QCDSEM(品質、コスト、納期、安全、環境、士気)全てが向上します。
逆の表現をすれば、職場のQCDSEMを直接改善・向上させる活動が「正しい5S」なのです。
5S実践研修の目的
- 研修を通して5Sを知識としてではなく、実践する能力、継続する習慣として体得する。
- 5Sをコアとする企業文化・企業風土を構築することにより、QCDSEM(品質、コスト、納期、安全、環境、士気)を高め企業競争力を向上させる。
- 5Sを定着させるための工夫を組織に組み込む。
「お客様の工場監査があるから5Sをやる」こういう5S活動は長続きしません。5Sの目的をしっかり理解し、継続できる5Sを知識としてではなく、行動できる能力、継続できる習慣として習得することを目的とします。また5Sを基盤とした強い企業文化を構築し、その企業文化・企業風土の元で従業員が育ち、職場が活性化し、QCDSEMの向上を目指します。
5S実践研修の日程(例)
【1日目】講義・演習「5Sとは」「整理」
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自主活動
赤札作戦を他の職場に展開 |
【2日目】講義・演習「整頓」
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自主活動
整頓を他の職場に展開 |
【3日目】講義・演習「清掃」
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自主活動
清掃を他の職場に展開 |
【4日目】講義・演習「3S巡回」
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自主活動
3S巡回の実践 |
【5日目】講義・演習「清潔」
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自主活動
清潔を他の職場に展開 |
【6日目】講義・演習「躾」「5S維持」
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研修・実践演習と自主活動を繰り返すことにより、知識だけではなく実践力を鍛えます。
(注)上記日程は標準日程であり、調整・変更は可能です。
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