先週の金曜日版でビデオを使って作業教育をし、作業の標準化を図るというビデオの活用法を紹介した。
ビデオの活用でこんな例もある。
以前お客様から、工程をビデオ撮影したMP3ファイルをいただき工程改善の検討を依頼された。
ビデオに映っている各工程のサイクルタイムを測定し、検討をするとできるはずの生産量が上がっていない。
したがって取り置きのムダや、まとめ作業のムダがあるはずだと推定し、一つずつ作業する方法。それを実現するために前工程と納入業者さんの部材納入梱包形態の変更を提案した。
お客様は自働機または半自働機の導入を想定しておられが、費用をかけずに生産性がアップした。
こういう時には改善活動になれている人がビデオを撮影すると、より効果的だ。
また画面に時間を表示するモードで撮影すると、ストップウォッチを片手にデオを見なくて済む。
このコラムは、2009年1月26日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第80号に掲載した記事です。
【中国生産現場から品質改善・経営革新】は毎週月・水・金曜日に配信している無料メールマガジンです。ご興味がおありの方はこちら↓から配信登録出来ます。
【中国生産現場から品質改善・経営革新】