福島県白河地方に春の訪れを告げる恒例の「白河だるま市」が開かれる2月11日を前に、伝統のだるま作りが本格化している。「百年に一度」と言われる不況の中、地元の老舗(しにせ)だるま店では赤いだるまに加えて、金運を呼ぶ黄色や商売繁盛の黒色の「色だるま」の注文が増えている。縁起物のだるまだからこそ、その時々の世相を反映しているようだ。
(asashi.comより)
不況といえども売れるモノはある。
さすがに大きなダルマは売れていないようだが、この老舗ダルマ店では受注が増えている。
受注を増やすのは営業の仕事だが、この不景気の中「営業スマイル」だけでは、竹槍で戦うのも同然だ。
工場もどうすればお客様に喜んでいただけるのか真剣に考えるべきだ。
製造リードタイムを半分にして、納期を半分にする。
工程内不良を徹底的に減らし、お客様での不良をゼロにする。
お客様での使い勝手を上げるために、製品の付加価値を上げる、梱包方法を改善する、輸送方法を改善する。
考えられる課題はいくらもありそうだ。
不景気だからこそこういう課題を解決し「カスタマー・デライト」を目指そう。
魅力的品質が提供できれば、営業を重火器で武装できる。
このコラムは、2009年2月2日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第81号に掲載した記事です。
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