何処からより何処へ


 普通の人は初対面の自己紹介で、出身地や勤務先などを話すだろう。
つまり「何処から来たか」を紹介する。自分が何者であるかを紹介する。
すでに実績を上げている人ならば「何処から来たか」「何をしてきたか」を紹介すれば良いだろう。実績はその人の価値だ。

ではまだ実績のない若者はどうするか?
精一杯背伸びをして「実績」を語っても、年長者の心には残らない。
実績より、何を目指しているか。つまり「何処から」より「何処へ」の方が聞き手の興味を惹き、共感してもらえるだろう。

すでに高齢者と呼ばれる年齢に達している自分も「何処へ」という話を聞けば、途端に何歳か若返り応援したくなる(笑)

【閑話休題】
 WHOの定義によると私は前期高齢者だそうです。特に『前期』に力を込めて申し上げる(笑)


このコラムは、2022年3月7日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第1263号に掲載した記事です。

【中国生産現場から品質改善・経営革新】は毎週月・水・金曜日に配信している無料メールマガジンです。ご興味がおありの方はこちら↓から配信登録出来ます。
【中国生産現場から品質改善・経営革新】