君子は騙せるか


zǎiwènyuē:“rénzhěsuīgàozhīyuējǐngyǒurén yāncóngzhī?”
yuē:“wéiránjūnshìxiànwǎng。”

《论语》雍也篇第六-24

素読文:

さいいていわく、仁者じんしゃこれげてせいひとりとうといえども、これしたがわん。
いわく、なんれぞしからんや。くんかしむきなり。おとしいからざるなり。あざむきなり。からざるなり。

解釈:

宰我が「仁者は、もしも井戸の中に人がおちたと言えば、すぐに井戸に飛び込んで助けるでしょうか」と孔子に尋ねた。
孔子曰く「どうしてそんなことをするだろうか。君子はだまされて井戸まで行くかもしれない。しかし、陥れることはできない。人情に訴えてあざむくことはできても、正しい判断力は失わないだろう」