品質道場「QC七つ道具」


 QC七つ道具とは、特性要因図、グラフ、パレート図、ヒストグラム、チェックシート、散布図、工程管理図、層別の八つです。(最初は工程管理図はグラフの中に含まれていましたが、工程管理図が独立分家したため八つになっています)
品質関連ばかりではなく、企業活動で解析・分析が必要な場面、問題解決の場面で応用可能です。

例えば経営会議の資料、売り上げ推移、目標と実績の比較が数値で羅列してある。こういう資料を会議に配付されても、判断が出来ません。数値をグラフにすることにより、直観的に判断出来る様になります。

グラフで伝えたい内容によりグラフのフォーマットを変えなければなりません。
推移を見る時は折れ線グラフ、大小を比較する時は棒グラフと言う様に適切なグラフを選び何を伝えたいのかを明確にしなければなりません。

ある工場では、Excelのマクロを応用し、データを入れれば自動的にグラフが出て来る様にしてありました。グラフ作成の省力化には意味がありますが、職員はデータ入力のオペレータの役割しか果たしていません。職員がグラフを使いこなせるとは言えません。

品質改善をするために、不良を現象別に統計を取る。
計画生産を最適にするために、製品ごとの出荷量でABC分析をする。
こういう時に、パレート図が威力を発揮します。

中国人リーダに「パレート図を描けますか?」と聞くと全員描けます、と言います。しかし私の所で勉強した人以外で、ちゃんと描けた人はいません。
正しいパレート図はExcelのグラフ機能を応用すれば、簡単に描けます。

「道具」とは誰でも簡単に、同じレベルの結果を得られる様にするためのモノです。道具を活用することにより、節約した時間を「考える」事に振り向ける。
人間の最大の価値は、考える能力です。
QC七つ道具は、人間の価値を高めるための道具です。

今回のテーマが目指すのは、日本人または中国人指導者がQC七つ道具を十分活用し、QC七つ道具の利用方法、活用方法を部下に指導できるレベルにすることです。

演習ではExcel、Excelの分析ツールの使い方も指導します。

■受講対象
品質保証部、品質管理部または改善活動の指導者。
QC七つ道具を活用する方。部下に活用の指導をする必要がある方。

■プログラム詳細

  • 特性要因図
    実例の演習を通して、原因分析、問題解決に活用する方法を学びます。
  • グラフ
    表現目的に合わせた各種グラフの活用法を、実習を通して学びます。パレート図
    パレート図の応用、Excelを使った正しい書き方を学びます。
  • ヒストグラム
    Excelを使ったヒストグラムの書き方、ヒストグラムによる分布の判断を学びます。
  • チェックシート
    設備点検ばかりではなく、数値データの処理にも使えるチェックシートについて学びます。
  • 散布図
    散布図の作成から相関係数について学びます。
  • 層別
    層別による原因分析を実例で学びます。
  • 工程管理図
    工程管理図の活用方法について実例で学びます。
    (詳細は、品質道場「統計的品質管理(1)」にて)

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