今週配信のメルマガ第543号「相互学習支援」に読者様からメッセージをいただいた。
※K様のメッセージ
私も改善コンサルタントを行なっており、同様の悩みを日々感じています。
過去に質問術とか色々と考えてもらう指導を経験して来ましたが、これもあるレベルの到達していないと難しいことも教えられました。
お客さんのレベル(自分のレベル)をあげていただけるためにどうしたらいいのか悩む日々を送っています。
今後も勉強させていただきます。
同業者様からのメッセージだ。
指導対象のレベルを上げるためには、指導者自身のレベルを上げなければならない。非常に真っ当なお考えだと思う。
まれに「うちの従業員はレベルが低くて」とこぼされる経営幹部がおられる。「レベルが低い」というのは従業員の問題ではなく、経営幹部の課題である事に気がつかれると良いと思う。
質問(以前メルマガで書いたが「発問」といったほうがいいだろう)によって相手に気づきを与えるためには、指導者は「発問能力」を高める訓練を積む必要がある。
以前のメルマガ記事「答えのない質問」
同様に相互学習支援が発生するように「場のエネルギー」を高める必要がある。
コンサルタントのように、外部の人間が顧客企業の従業員を動かして、成果を出すためには何をしなければならないか?どうやれば上手くゆくのか?
私は日々こういうことを考えている。多分K様も同様なのだろう。
このコラムは、2017年8月4日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第545号に掲載した記事に加筆したものです。
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