中国語の発音で難しいもののひとつに「そり舌音」と言うものがあります。日本語にはこの音が無いので、なかなか正確にこの音を出すのが難しいのです。
しかし台湾の人や中国の南部の人はあまり「そり舌」を使いません。
私はラジオ講座で覚えた「そり舌音」を正確に発音するように心がけていたのですが、まじめに発音してもなかなか通じません。むしろ何気取ってるの?見たいな反応が返ってきます。
吃飯も「ちーファン」では無く「ツーファン」と言わないとなかなか通じません。
さらに中国語には四声と言うのがあって、四声が違うと全く違う意味になってしまい全然通じなくなります。
長らくあっていない人に「3.4年あっていませんね」と言うつもりが「30年あっていませんね」と言ってしまい爆笑されたことがあります。
すなわち四(si4)と言わなければならないところを十(shi2)といってしまったわけです。
そり舌音と四声を同時に間違えてしまったわけです。
それ以来長らくあっていない人には、めんどくさいので300年ぶりですねということにしています。
実は台湾の人たちの間でも、十四と言うのを四十と聞き違えることは時々あるようです。
中国語発音 三声の連続による声調の変化
第一 di4 yi1 ke4 レッスン1
一.生 sheng1 ci2 新しい単語
1.一 (数) yi1 いち
2.二 (数) er4 に
3.三 (数) san1 さん
4.四 (数) si4 よん
5.五 (数) wu3 ご
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