過ちては改むるに憚ること勿れ


yuējūnzhòng(1)wēi(2)xué(3)zhǔzhōngxìnyǒuzhě(4)guòdàn(5)gǎi

《论语》学而第一-8

(1)重:重々しい
(2)威:威厳
(3)固:頑固、かたくな
(4)不如己者:自分より劣る者
(5)惮:はばかる

素読文:
子曰く:“君子おもからざればすなわちあらず。まなべばすなわならず。忠信ちゅうしんしゅとし、おのれかざる者を友とすること無かれ。あやまちてはすなわあらたむるにはばかることなかれ。”

解釈:
子曰わく:“君子たるもの軽々しくては威厳が保てない。学べば物事に捕らわれることはない。忠義を第一とし、自分より劣る者を友とすべきではない。過ちを自ら正すことに躊躇してはならない。”

小人はこれと反対。軽々しい振る舞いからは威厳は感じられない。学ばないから世間の流言飛語、噂話に捕らわれ右往左往する。小人同士群れ集い、自らの過ちは隠蔽する。