子曰:“君子食无求饱,居无求安,敏(1)于事(2)而慎于言,就(3)有道(4)而正(5)焉,可谓好学也已。”
《论语》学而第一-14
(1)敏:素早く行う
(2)事:なすべき事
(3)就:ついて
(4)有道:学識、道徳のある人
(5)正:正してもらう
素読文:
子曰わく:“君子は食に飽くことを求むる無く、居に安きを求むる無し。事に敏にして言に慎み、有道に就いて正す。学を好むと謂うべきのみ。”
解釈:
君子たるもの飽食を求めず、安住を求めない。行動は俊敏だが、巧言を慎む。
有徳者の指導を得て、自らの言動を正す。こういう者が学を好むといえる。