人に知られざるを憂えず


yuē:“huànrénzhīzhīhuànzhīrén

《论语》学而第一-16

素読文:
いわく:“ひとおのれらざるをうれえず、ひとらざるをうれうるなり。”

解釈:
世間に認められないことを憂えず、世の人々の能力を知らないことを憂う。

憲問第十四-35で孔子は自分の能力が治世に活かされないのを嘆いて「我を知るは天のみか」と言っています。さすがの孔子も晩年には少し愚痴っぽくなったのでしょうか。