失敗を失敗に終わらせない。他人の失敗をも経験値として共有し、失敗を未然防止する。そのために失敗原因を特定し、その対策を考え設計や製造法を改善する。そんな目的で毎週このコラムを書いている。
また失敗原因を特定するためには、故障メカニズムや信頼性技術の探究も必要となる。そのために信頼性技術に関わるコラムをホームページに公開している。
例えば半田結合点の信頼性問題や、メッキ処理で発生する水素脆性破壊、電解コンデンサの電解液による発煙事故、電解液の模倣で発生した電解コンデンサ不良、などなど過去の問題を書き留めてある。
例えば電気・電子製品に使われる難燃剤は過去から形を変えて何度も火災事故の原因となっている。
そのような事例を共有する目的で、私自身が経験したことや、間接的な見聞を掲載している。
上記のリンクをアクセスしていただければ、それらのコラムは自由に閲覧できる。
先日ボランティアで活動している東莞和僑会の運営メンバーのミーティングでWeb交流会(月一回金曜日の午前中に開催しているオンライン勉強会)で、信頼性技術に関わる話をせよと白羽の矢を当てられてた。提案者は私のコラムの熱心な読者でありすっかいおだてられ、矢は私の背中に相当深く刺さってしまったようで、断りきれなかった(笑)
このコラムは、2021年7月28日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第1168号に掲載した記事です。このメールマガジンでは、市場不良などの事例から再発防止対策のヒントをお伝えしています。
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