季康子治世を問う


kāng(1)wèn:“使shǐmínjìngzhōngquànzhī(2)?”
yuē:“línzhīzhuāngjìngxiàozhōngshànérjiáonéngquàn。”

《论语》为政第二-20

(1)季康子:魯の国の大夫
(2)如之何:どうしたらよいか

素読文:

こうう:“たみをして敬忠けいちゅうにしてもっすすましむるには、これ如何いかんせん。”
いわく:“これのぞむにそうもってすればすなわけいす。こうなればすなわちゅうなり。ぜんあげのうおしうれば、すなわすすむ。”

解釈:
大夫・季康子が孔子に尋ねる:“民をして敬意と忠誠の心を抱かせ、自発的に励む様にするにはどの様にしたらよいか”
孔子曰く:“民に対して尊重な態度で臨めば、民は敬意を払う。年上の者に孝行し、目下の者に慈愛の心を持てば、民は忠心を持つ。善行の者を登用し、能力の足りない者を教え導けば、民は励む”

残念ながら2500年前の教えを理解できない者が現代社会で指導的立場にある様です。