祭如在(1),祭神如神在(2)。子曰:“吾不与祭(3),如不祭。”
《论语》八佾第三-12
(1)祭如在:先祖を祭る時はそこに先祖がいるように祭る
(2)祭神如神:神を祭る時はそこに神がいるように祭る
(3)不与祭,如不祭:祭るに参加しなければ祭った気がしない
素読文:
祭ること在すが如くす。神を祭るには神在すが如くす。子曰く、吾祭りに与からざれば、祭らざるが如し。
解釈:
先祖を祭る時はそこに先祖がいるように、神を祭る時はそこに神がいるように祭る。孔子曰く“祭りに参加しなければ祭る気がしない。”
先祖や神を祭る時は、そこに神や先祖がいるように祭らねばならない。
前節では「祀る」という字を使っていますが、この節では「祭る」の字を使っています。
どのように使い分けているのでしょうか?