子见南子(1),子路不悦。夫子矢(2)之曰:“予所否者,天厌之、天厌之。”
《论语》雍也第六-28
(1)>南子:衛霊公の婦人。品行に問題があったとされる。
(2)矢:誓う
素読文:
子:南子に見ゆ。子路説こばず。夫子之に矢いて曰く、“予が否らざる所あらば、天之れを厭てん。天之を厭すん。”
解釈:
孔子が衛の南子にあったことを子路が嬉しく思わなかった。孔子は誓って曰く“もし自分にやましいことがあれば、天が放っておかないだろう”
衛霊光の婦人であるからには、とかくの噂があっても礼は尽くさねばならないだろう。剛直な子路が南子に挨拶したことを咎めると、孔子は「もし私の行為が間違っていれば、お前に言われるまでもなく天が罰するはずだと、軽く交わした。というシーンなのでしょう。