子曰:“加我数年,五十以学易 ,可以无大过矣。”
《论语》述而篇第七-17
素読文:
子曰く、我に数年を加え、五十にして以て易を学ばば、以て大過無かる可し。
解釈:
孔子曰く:“我に数年寿命を与え、50歳になって易を学べば、大禍なき者となるだろう”
孔子が何歳の時に言った言葉かはわかりませんが、50歳になって易を学べば、大禍なき者になるだろう、と言っています。これは自分自身について言った言葉ではなく、周りの弟子たちに言った言葉の様に思います。多分弟子たちはまだ50歳になておらず、歳をとってからでも学ぶことは重要であり、学ぶべきだと教えたのではないかと愚考します。