「新QC七つ道具」は、問題解決、課題達成のために開発された実践的手法です。
論理的な思考方法を部下に身につけさせる、もしくは自ら体系的に学習し、部下に指導をする。そんな方のための研修です。
以下の様な問題を抱えている組織のリーダに解決の糸口を与えてくれます。
- 何度対策をしても再発する『老問題』がある。
- 対策検討会議の議論が論理的ではない。
- 良いアイディアが中々出ない。
- 前後のつながりを明確に説明する能力が足りない。
- 計画遅れのリスク管理が出来ない。
出来る人間の頭の中を「可視化」して、並の人間でも同じレベルで物事に対応出来る様にする、それが「ツール」の役割です。
「新QC七つ道具」は日本で長年にわたり、現場で成果を上げ続け磨き上げられた「ツール」です。
よく知られている「QC七つ道具」は、主に数値データを扱う手法です。
従って問題の分析に大いに力を発揮します。
一方「新QC七つ道具」は、主に言語データを扱う手法です。
分析結果から、原因を解析する時には数値データだけでは困難です。原因は「言葉」で表現されるからです。
同様に対策の検討も、QC七つ道具だけでは力不足です。対策は数値データだけでは表現出来ません。「言葉」で表現します。
新QC七つ道具は、原因の分析、対策の立案に力を発揮する手法です。
また日々の中で発生する問題は、不具合の解決ばかりではありません。
新規生産方式の確立。新製品、新サービスの検討、新規事業の立案、など色々な問題に直面します。これらの問題は、未来の課題を解決する問題です。
従って過去のデータを分析しただけでは、答えが出てきません。やはり言語データを取り扱う新QC七つ道具が有効となります。
原因解析能力、対策立案能力、企画能力を高めたいとお考えの方は、ぜひご参加ください。
■受講対象者
- 長年解決しない問題を抱えておられる方。
- 製造部門の改善活動を間接部門にも広げたい方。 問題解決活動から課題達成型活動へのステップアップを狙いたい方。
- 数学が苦手でデータを見ると眩暈がするが、改善に貢献したい方。
講義は日本語と中国語で行います。
■プログラム詳細
- ブレインストーミング
- 親和図法(KJ法)
- 関連図法
- 系統図法
- マトリックス図法
- アロー・ダイアグラム
- PDPC法