統計的手法は、品質管理や工程管理をする上で非常に有効な手法です。
その応用には、統計確率理論を理解する必要があります。教科書を見ると、難しい数式ばかりが出てきて頭が痛くなりませんか?
でも心配することはありません。
重要なことは手法の「キモ」を理解することで、数式を理解することではありません。
統計的手法の意味を理解してしまえば良いのです。
数式や計算は、Excelがやってくれます。
また自分では統計手法を応用できるけど、中国人リーダに教えるのが難しいと言う方も多くいらっしゃると思います。
私は15年以上中国の現場で指導をしていますが、統計的品質管理を理解し応用できるエンジニアにはほとんど出会った事がありません。
中国の書店に行っても、統計数学の良い書籍が見つかりません。
中国の高等教育では、統計確率理論を余り重要視していないのかもしれません。
そんな方々のために、統計的品質管理の「キモ」と応用方法を、演習を通して習得していただく研修です。
数式をひねり回す研修ではなく、文系の方が理解できるように工夫しています。
演習でExcel、Excelの分析ツールの活用方法を習得していただきます。
■受講対象者
品質管理、品質保証を行う品質部門の責任者、リーダ
生産改善、品質改善を行う技術部門、品質部門の責任者、リーダ
■プログラム詳細
- ばらつきとは
- 計量値と計数値
- ばらつきと確率分布
- 正規分布
- 二項分布
- ポアソン分布
- 工程能力指数(Cp、Cpk)
- 工程管理図
- エックスバー・アール管理図の応用
- P管理図の応用
- Pn管理図の応用
- C管理図の応用
- U管理図の応用