何事も継続する事で価値が上がる。そう思っている。しかしなかなか継続出来ないのが世の常であると思う。
継続の秘訣は「根性」ではなく何かコツの様なものがあると漠然と考えていた。
例えば、運動する習慣は継続が困難なものの一つではないだろうか?
実は私は45歳頃からジョギングを始めた。中国に来てからも11年間ずっと継続している。飽きっぽい自分が、長期間にわたって継続できている訳を自己分析すると、ジムに会費を払っているからだ。今日は休もうかな?と言う気持ちより会費を払っているのでもったいないと言う気持ちの方が強い(笑)
与太話はこのくらいにして。会社の中で継続しにくいものの一つに「社内報」があるのではないかと考えている。社内報の効果は分かっているけれど、継続出来るか不安。社内報を始めてみたが、徐々に発行周期が伸び、なし崩し的に廃刊。なんて事があるのではないだろうか?
これらの問題を「根性」で乗り切るのは困難だろう。
実は年末に、社内報を作っておられる方々から継続のコツを教えていただいた。
メルマガ読者様とシェアしたい。
ほとんどの場合継続できない理由は、記事が集まらないからだと思う。それを解消する仕組みを作ってしまえば良いのだ。
・結婚・出産などの記事を、人事部の慶弔金支出記録から集める。
・従業員の故郷自慢。
・新入社員の自己紹介。
・社内報を田舎の家族に送る。
田舎の両親に見せたいので、上記の記事が簡単に集まる。
・購買部門からベンダーさんに声をかけて、会社紹介を載せる。
・営業部門から顧客に声をかけて、顧客紹介を載せる。
・年間の特集内容をあらかじめ決めておく。
このメールマガジンも創刊以来9年目に入っている。
継続のモチベーションは、読者様からのメールだ。それだけをたよりに毎週頭をひねってキーボードに向かっている(笑)
このコラムは、2016年1月4日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第457号に掲載した記事です。
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