親に篤く、故旧を忘れず


yuē:“gōngérláoshènér(1)yǒngérluànzhí(2)érjiǎo(3)jūn(4)qīnmínxīngrénjiù(5)míntōu(6)。”

《论语》泰伯篇第八-2

(1)葸:恐れる。
(2)直:正直、率直。
(3)绞:他人に対して厳しい。
(4)笃:人情が厚い。
(5)故旧:古くからの友人。
(6)偷:人情が薄い。

素読文:
子曰わく:“きょうにしてれいければすなわろうす。しんにして礼なければ則ちおそる。ゆうにして礼なければ則ちみだる。ちょくにして礼なければ則ちせまし。くんしんあつければ、則ちたみじんおこる。きゅうわすれざれば、則ち民うすからず。”

解釈:
子曰く:“丁寧であっても礼にかなっていなければ気苦労になる。慎重であっても礼にかなっていなければ臆病になる。勇敢であっても礼にかなっていなければ乱となる。正直であっても礼にかなっていなければ苛酷となる。
君子が親族への情が篤ければ、民に仁の心が興る。古き者を忘れなければ、民の人情は薄くはならない。