君子周して比せず


yuējūnzhōu(1)ér(2)xiǎorénérzhōu

《论语》为政第二-14

(1)周:qún。理性的に広く交わる。
(2)比:gōujié。利害関係で結託する。

素読文:
わく、くんしゅうしてせず。しょうじんしてしゅうせず。

解釈:
君子は公平な気持ちで広く人々と交わる。小人は利害関係で閥を作る。

同じように人と交流していても、その動機の違いで君子と小人に分かれる。周して比せずの君子は社会に益をもたらし、比して周せずの小人は社会に害を与える。

ちなみに渋沢栄一はしゅうを「あまねうして」と読んでいます。