瑚琏


gòngwènyuē:“?”
yuē:“。”
yuē:“?”
yuē:“liǎn(1)。”

《论语》公冶长第五-4

(1)瑚琏:宗廟の祭壇に供える供物を盛る器。豪華な装飾がしてあり、器の中では貴重なものとされている。

素読文:
こういていわく:“何如いかん。”
いわく:“なんじなり。
いわく:“なんぞや。”
いわく:“れんなり。”

解釈:
孔子は君子は器であってはならないと言っています。「君子は器にあらず」一応器の中でも格調の高い瑚琏だと言ってくれたのは良いかもしれませんが、お前は器だと言われた子貢は落ち込んだでしょう。下村湖人の「論語物語」では落胆する子貢と、目に涙を浮かべる孔子が描かれています。
孔子も弟子に「お前は器だ」というのが辛かったと下村湖人は描いています。