機械加工工場


 先週は深セン郊外にある機械加工工場に無料工場診断に出かけた。
この会社は70人ほどの従業員でワイヤカッター、フライス盤、NC加工機、旋盤などの機械加工をしている。顧客は殆ど日本企業で、生産設備の部品を加工して日本に納入している。従って加工する部品は毎回違う物になる。
毎月70万元くらいの売り上げがあり、小さいながら特色を持った工場だ。

更にNC加工機を倍増し会社の規模を大きくしようとしているが、現場の生産性が悪く1/3以上の仕事を協力会社に出さざるを得ない状況である。経営者はこのまま規模を大きくすると危険だという危機感があり、工場を見てほしいと依頼をいただいた。

現場を見ると作業者は明確な目標がなく漫然と仕事をしているように見えた。
少し工夫をすれば、今協力工場に出している仕事は今の陣容で全て吸収できると確信した。

経営者の方には、末梢の改善を提案するよりは作業員を活性化するほうが重要と判断し、3ステップで従業員を活性化して業績を上げるストーリィを提案した。

その後組長以上の従業員8人に集まってもらい、話をさせてもらった。また皆で現場に出て5Sの本当の意味と、着目点について話をしてきた。

この会社は企業理念に従業員の生活レベルを上げることをあげている。
こういう会社の業績が伸びてほしいものである。


このコラムは、2008年5月26日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第35号に掲載した記事です。

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