自律型人財とは
- 自分でやることを決められる人財
- 決めたことを実践できる人財
- 仲間を巻き込みチームとして働くことができる人財
という定義で考えてみた。
自律型人財を社内に育成できれば、まずは業務効率が上がるはずだ。
つまり指示をしなくても、組織の目的、方針、目標から自らの役割、仕事を決定する能力がある。
そしてそれを実践する能力があり、定型業務を担う人材を巻き込んで成果を上げることができる。従って自律型人財のn倍の成果を上げるはずだ。
その能力をさらにブレイクダウンすると、組織の方針・目標から解決課題を列挙し、優先順位を決定。現状を把握し課題解決の達成目標を設定。
仲間を巻き込んで課題達成を阻害している原因を解明、原因を除去する対策、直接課題達成する方法を検討。この過程を巻き込んだメンバーと一緒に実施。目標を達成するまで、改善を繰り返す。
この様な活動を通して、巻き込んだメンバーの能力を上げ、定型業務人材を自律型人財に変換していく。定型業務人材は、この過程で自己成長・問題解決の達成感を得て定型業務人材から自律型人財に成長する。
この様な正帰還が働くと組織の力はあっという間に増強されるはずだ。
私たちが実践しているQCC道場は自律型人間を増やし、組織力を上げるのを目的としている。
このコラムは、2021年8月30日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第1182号に掲載した記事です。
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