中国に住んでいて未だに慣れないのが交通事情だ。車は絶対に止まらない。青信号でも道路横断は要注意。日本にいたときの感覚でいると危ない目に会う。
信号無視は当たり前。反対車線を走ってくる車もある。
確かに事故は多いようだ。しかしこれだけ無秩序な交通ルールだともっとひどい事故がそこいらじゅうで発生しているはずだが、そうでもない。
日本では皆が交通ルールに従って運転していると言う前提があるので、信号無視などすればたちまち交通事故が発生する。
中国では相手が何をするか分からないと言う前提で運転をしているのであろう。思ったほどは事故が多くはない。
信号やセンターラインはたんなる「参考」程度、という認識で運転していればそれほど交通事故が発生しないのであろう。
国外から出張に来る友人は車に乗っている間中緊張している。中には車の外を見ない様にしているという友人もいる。
中国的交通事情も早く世界水準に達してほしいものだ。
オリンピックが終わったばかりの北京では中国的交通事情は少しは改善されたのだろうか?
このコラムは、2008年9月1日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第49号に掲載した記事です。
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