自問力


 「自問力」などという言葉があるのかどうかわからないが、「動機善なりや、私心なかりしか」稲盛和夫氏がKDDI創業時に自問した言葉として有名だ。

「自問」と「悩み」や「迷い」は似ていても全く違った行為だと思う。
悩んだり迷っている状態は、まだどちらに行こうか決まっていない段階。
自問は行き先を決め、これで良いと決断するときに発するものだと思う。

悩むことや迷うことが悪いとは言わないが、リーダに必要なのは決断のための自問力だと思う。悩みや迷いを自問力で決断に変える。そんな姿勢がリーダに必要だと思う。


このコラムは、2021年7月16日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第1163号に掲載した記事です。このメールマガジンでは、市場不良などの事例から再発防止対策のヒントをお伝えしています。

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