先週ご紹介した
「私が一番受けたいココロの授業」の著者比田井美恵さんにこの本を紹介いただいた。
「涙の数だけ大きくなれる!」:木下晴弘著
この2冊は日本帰国前にアマゾンに発注してあり、帰国してすぐに読んだ。
「涙の数だけ大きくなれる!」は電車内など人前では読めないだろうと、自室にこもって読んだ(笑)
教育現場で活躍している木下氏の10の感動ストーリィは、経営者や経営幹部の皆さんにも必ず大きなヒントを与えてくれるであろう。
10のストーリィはこんなタイトルだ。
Story 1 戦渦の子どもたちが望んだもの
Story 2 あるレジ打ちの女性
Story 3 ある生徒の高校受験
Story 4 たった1つの社訓
Story 5 「ミラー細胞」と佐賀北高校
Story 6 なぜ、ガンはV字編隊で飛ぶのか?
Story 7 母の足
Story 8 あるパチンコ店の話
Story 9 夢をあきらめない
Story10 腐らないリンゴ
私はどのストーリィにも感動したが,Story10を読んで企業の競争力を高めるのは「土造り・リンゴの木が育つ環境を造る」ことだと得心がいった。
品質も、生産性も究極は「人質」である。
従業員の能力をいかに引き出すかが、組織力のアップの鍵である。
リーダ、リーダを目指す方に是非読んでいただきたい本である。
このコラムは、2008年9月29日に配信したメールマガジン【中国生産現場から品質改善・経営革新】第53号に掲載した記事です。
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