子曰:“非其鬼(1)而祭之,谄(2)也;见义(3)不为,无勇(4)也。”
《论语》为政篇第二-24
(1)鬼:先祖の霊
(2)谄:へつらう
(3)义:正義
(4)勇:勇気
素読文:
子曰く、其の鬼に非ずして之を祭るは、諂うなり。義を見みて為さざるは、勇無きなり。
解釈:
自分の祖先でもない霊を祀るのは諂いだ。なすべき正義を見て行動しないのは勇気なきなり。
力がない市井の庶民が義を見て為さぬのは保身行動の場合もあるでしょう。しかし為政者としては義をみれば為さねばなりません。