子曰:“里仁为美择不处仁焉得知?”
《论语》里仁第四-1
素読文:
子曰わく、里は仁なるを美と為す。択びて仁に処らずんば、焉んぞ知なるを得ん。
解釈:
住むところは仁徳のある人が多く住んでいるところがよい。人徳のある人が多くいるところを選ばずにどうして智が得られよう。
次の様に解釈することもできます。
子曰わく、仁に里るを美と為す。択びて仁に処らずんば、焉んぞ知なるを得ん。
仁の徳を行動の拠り所とするのが美しくよいことだ。自ら仁から離れては、どうして智者といえよう。
個人的にはこちらの方が好きです。