仁は遠からず


yuē:“rényuǎnzāirénrénzhì。”

《论语 述而第七-30》

素読文:
子曰わく:“仁とおからんや。我仁をほっすれば、ここに仁いたる。”

解釈:
仁とは遠くにあるものでは無い、切実に求めればそこに仁はある。

下村湖人の「論語物語」では孔子が以下の様に言っています。

「元来、仁というものは、そんなに遠方にあるものではない。遠方にあると思うのは、心に無用の飾りをつけて、それに隔てられているからじゃ。つまり、求める心が、まだ真剣ではないから、というより仕方がない。」

下村湖人著「論語物語」 P63

「仁」とは自分の外にあると考えると、青い鳥を探す子どもの様に、なかなか見つけることができません。自分の心の中に「仁」があると考えれば、それを育てることができます。