子曰:“志于道,据于德(1),依于仁,游于艺(2)。”
《论语》述而第七-6
(1)德:道を心の中に貫徹し失うことがないこと。
(2)艺:身分あるものに必要とされた6種類の基本教養。礼(礼節)・楽(音楽)・射(弓道)・御(馬術)・書(文字)・数(数学)の六芸。
(2)艺:身分あるものに必要とされた6種類の基本教養。礼(礼節)・楽(音楽)・射(弓道)・御(馬術)・書(文字)・数(数学)の六芸。
素読文:
子曰わく、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ。
解釈:
人としての道に志し、徳を守り、仁を行いの元として、六芸を学ぶことに喜びを見出したい。
「芸に游ぶ」を息抜きに芸事を楽しむ、と解釈するよりは、自らの教養を高めることに喜びを見出す、と解釈する方が論語らしいと感じます。